長刀鉾・豪雨(祇園祭)
          
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祇園祭といえば、やっぱり長刀鉾。
この鉾に乗りたくて、雨が降りそうな町をいそいで歩きました。






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長刀鉾は女人禁制の鉾。
あの橋をわたって鉾に乗れるのは男性のみなんですよね。

なので、夫婦やカップルで来た方たちは、鉾とこちらに分かれて写真を撮り合う、
という光景がよく見られます(^-^)。


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鉾の前方を向いて。
お、提灯に明かりが灯りました。


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前方の屋根の内側。
金箔バックに鶴の絵が。


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後ろには鮮やかな孔雀の絵が描かれています。
前後とも勇ましい武者が槍や長刀で守りを固めていますね。


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孔雀の絵の端に、こんな銘を見つけました。
文政十二巳丑年六月 景文とあります。


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金地著彩群鳥図(きんじちゃくさいぐんちょうず)と言われます。
たしかに色鮮やかなカワセミの青が目立ちますね。カラフルな鳥たちと金箔で彩られた屋根裏。
松村景文の筆によるもの。なので銘に「景文」とあるのですね。


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美しい屋根裏を見ていると・・・
ガガーン!と雷が鳴って、すごい雨が降り始めました(^_^;)。
こんな大雨の中、鉾に乗っていられたのも珍しい経験でした。

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次は天井飾り。
二十八の星座が模られています。


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あ、北斗七星見つけた。


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しかしすごい雨。
この提灯がなければ、雨が吹き込んできそうです。
いい雨よけになってくれていました(^-^)。


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さて、保存会の方が教えてくださった秘密。
これ、床板なんですが、数字が打ってあります。
この四番・・・


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開くと、なんと梯子が現れました。
なるほど、ここから乗り降りするわけですね。


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前懸、胴懸などの懸装品がクローズアップされがちですが、この幕の内側も、意外と豪華なんですよ~。


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あ、光が戻って来ました。
雨もやんだかな。

このカットが、お稚児さんたちが見る光景ですね。
バスの屋根が下に。かなりの高さであることがわかっていただけるかと思います。


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会所には吉符がお供えされていました。


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古い長刀鉾の鉾頭が飾られています。
重くて鉾が安定しないくらいだったそうで、その後、竹製に変えられたのだとか。
現在の鉾頭は、2011年に修理され、プラチナ箔で光り輝くものになっています。


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今年のお稚児さんは白井くん。
祇園祭のこれまでの行事も、なかなかいい表情でこなしておられます。

17日の巡行本番も、ぜひ頑張ってくださいね~!
by kwc_photo | 2013-07-15 23:04 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(12)
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Commented by prado9991 at 2013-07-15 23:12
こんばんは
明るいおちじゃないと、詳しくお飾りの撮影は無理ですね。
去年、北斗七星はなんとか収めましたが、夜ではものになりません。
来年は早いうちに登ってみようと思います。
Commented by pengini at 2013-07-16 04:14
おはようございます。
細部まで豪華絢爛ですね。
貴重な写真の更新ありがとうございます。
Commented by 阿修羅王 at 2013-07-16 06:00 x
おはようございます。
自分では絶対に無理な場所ですね・・・(--;)
拝見できてよかったです。

さすがはお稚児さん、
はやりのきらきらネームを付けるような家庭ではないですね。
Commented by kirafune at 2013-07-16 07:05
おはようございます!
今回、お会いできず残念でした。
katsuさんは長刀鉾にのぼっておられる、
名物のしみだれ豚まんを
お召し上がり中などの情報が
仲間内で飛び交っていましたよ。
Commented by youpv at 2013-07-16 11:42
こんにちは~。
私も13日に上りました。
粽も長刀鉾の物は毎年買うように
しています。

内部はあまりじっくりと見れませんでしたので
こちらで見せていただけてよかったです(^^)
Commented by arak_okano at 2013-07-16 17:19
色々な伝統やしきたりがあるのですね、皆さんの御祭りだと感じます、京都はやっぱり凄いですね。
Commented by kwc_photo at 2013-07-16 21:51
>pradoさん
今回はお昼に、と思っていたのですが、まさかの大雨。
驚きました。すぐ明るくなってくれたのでよかったですけどね。
暗くなったお陰で、提灯点灯のオマケ付きだったので、
結果オーライです(^-^)。
夕方~夜に行けば、祇園囃子を聞きながら楽しめるので、
昼夜どちらでも楽しめますね。
Commented by kwc_photo at 2013-07-16 21:51
>penginiさん
やっぱり長刀鉾は特別ですね~。他の鉾も豪華なんですけどね。
毎年、特集アップしていますが、まだ伝えきれてない感じが
します。動く美術館、本当に豪華絢爛です。
Commented by kwc_photo at 2013-07-16 21:51
>阿修羅王さん
そうなんですよね~。女人禁制。
長刀鉾だけは、やっぱり特別なんでしょうね。
詳細、もっとレポートしたかったのですが、雨では
乗り出して金具を撮影もできず。ビニールもかぶって
いましたしね。

お稚児さんの名前、歴代の写真が飾ってありますが、
確かにしっかりした名前ばかり。なるほど、ですね(^-^)。
Commented by kwc_photo at 2013-07-16 21:51
>kirafuneさん
いやぁ、どこかでお会いできるかなと思っていましたが、
あんなに混み合っていてはなかなか難しいですね(^_^;)。
Facebookでアップしてたので、きっとたーやさんが
レポートしてくれてるかな、なんて思っていました(笑)
しみだれ豚まんは蒸したてが飛ぶように売れていましたが、
夜は行列ができていたと聞いてびっくり。
すっと買えてラッキーでした(^-^)。
Commented by kwc_photo at 2013-07-16 21:51
>youpvさん
13日、行きたかったのですが残念ながら無理でした。
14日は並ばないと乗れないかと思っていましたが、
意外や意外、すっと入れましたのでラッキーでした。
長刀鉾の下の歩道はエライことになっていましたけどね(^_^;)。
内部、今回はハシゴにつながる出入り口を見せてもらえて
ちょっと得した気分でしたよ(^-^)。
Commented by kwc_photo at 2013-07-16 21:51
>アラックさん
長刀鉾だけは、やっぱり女人禁制なんですよね。
そういう伝統は、やっぱり守られてしかるべきかなと。
何百年もそうやって守られてきた伝統があるというのは、
誇るべき祭りだと思いますね~(^-^)。
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