いずれがアヤメかカキツバタ・・・
いえ、この子の名前は「一初(いちはつ)」。
鳶尾とも申します。
(※5月1日撮影)
上御霊神社、といいますが、ここもホントの名前は御靈神社。
下御霊神社に対して、上御霊神社と呼ばれています。
ここは「一初」が咲くことで有名。
境内にもたくさん咲くのですよ~。
桜の木の下に群生する一初。
かわいらしいですね。
舞殿には、18日のお祭りに向けて、お神輿が奉納されていました。
一初に目が行きがちですが・・・
実は新緑も綺麗です。
秋も紅葉が綺麗なんですよね~。
さぁ、お楽しみのメイン。
くぐり門から覗いていますね(^-^)。
神社の南側の空堀に目一杯咲き誇る一初です。
二番花の時期ではありましたが、満開状態。
ツツジとの競演も見られます。
こうやって花が咲き乱れる様子を見ると、春だなぁって感じますね。
ショウジョウモミジも彩りを添えてくれます。
杉木立との相性もいいですね。
思えばこの地は、応仁の乱勃発の地。
しかし、美しい花々が咲く今のこの神社に、そんな面影はありません。
血なまぐさい出来事も今は昔。
兵どもが夢の跡、でしょうか。
石橋の向こうにのぞく一初は、そんなことは知らぬ、とばかりに美しい花を咲かせています。
枝ぶりのよいショウジョウモミジともよく似合います。
さぁ、おいとましましょう。
ふと振り返ると、一初たちが手を振ってくれたような気がしました。