冬の楽しみ、お庭巡り。
第一弾は大徳寺・龍源院です。
龍源院へやって来ました。
冬ですが、常緑の木々のおかげでありがたい緑色がいっぱい。
そして、結構大木になっている山茶花。いっぱい花がついていました。
まずやってきたのは「滹沱底」。
細長い砂庭なのです。
阿吽の石と名付けられた石。
阿吽の石庭とも言われます。
左のこの凸型の石と・・・
丸い凹型の石は、聚楽第の遺構(礎石)と言われています。
波紋の真ん中の白い石は、ハートマークにも見えますね(^-^)。
静かに、静かに時が流れます。
盆栽のように、石のところに植物が。
井戸越しに滹沱底の庭を見る。
お次は、「一枝坦の庭」。
奥が鶴島、手前はコケと石で構成された亀島です。
朝日による木漏れ日が亀島を照らします。
日陰の丸い部分には、霜が降りて白くなっています。
亀さんと・・・
鶴さんです。
そう言われると、そう見えてくるから不思議ですね。
青空です。
お庭に光が入り始めました。
さぁ、廊下を歩いて行くと・・・
次は、「龍吟庭」。
室町時代の相阿弥作と言われています。細長い石が須弥山を表しています。
こちらが遥拝石となります。
このお庭も細長いですね。
スギゴケの上にも、霜が降りています。
最後が、このお庭。
「東滴壺」と呼ばれる、壺石庭。
日本一小さな壺石庭、と説明がありました。
昭和三十五年の作庭。
現代石庭の傑作だそうです。
可愛らしいカエルの親子にも出会えた、龍源院でした。