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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)

  
妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13141778.jpg
「京都の冬の旅」で12年ぶりに公開された、妙心寺塔頭・東海庵を訪れました。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(書院南庭) はこちら



妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13142188.jpg
東海庵。
いつも通りかかってはいましたが、入るのは初めて。
妙心寺四派の一つ「東海派」の本庵、全国の妙心寺末寺のうち、半分以上がこの東海派とのこと。


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まず目に飛び込んでくるのは、「白露地の庭」。
文字通り、石、木などを一切用いず、白砂のみで構成された「何にもなし」のお庭です。


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借景の松の木と、その影だけが砂庭の飾り。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_1315530.jpg
この本殿では、仏ではなく、東海派の開基、悟渓宗頓禅師の木像が祀ってあります。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13165811.jpg
本当に静かなお庭。
何もあしらわないことを良しとした、という言われを聞いて、ゆったりと庭を眺めます。
木や、庭石があることで、その意味をあれこれ考えるのは瞑想の邪魔になる、という意味なのでしょうね。


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お庭の隅に、この棗型の手水鉢があるのみなんです。




妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13171351.jpg
門を曲がると、同じく棗型の手水鉢が置かれた苔庭がありました。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13171853.jpg
凪いだ海のような、そんなこのお庭を目の前にすえて・・・


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13175172.jpg
瞑想に耽ると、逆に色々なものが見えてくる、そんな気もします。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_1321372.jpg
こちらは史跡名勝指定の書院西庭。
東海一連の庭、と言われています。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13211670.jpg
一文字の手水鉢には、南天の赤い葉が映り込み、きれい。


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苔庭の踏み石も味わいがありますね。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_13212217.jpg
橋杭型の手水鉢が佇む庭の隅も、いい雰囲気なんです。


妙心寺塔頭・東海庵のお庭(白露地の庭・東海一連の庭編)_f0155048_1321383.jpg
12年ぶりに一般公開されたこのお庭。

3月18日までの限定公開です。

え、肝心のお庭はどうした?って・・・(笑)
もちろん、後編にてお届けします。いっぱい撮りすぎました(^-^)。
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by kwc_photo | 2013-01-27 22:22 | 京都(Kyoto) | Trackback