ブログトップ | ログイン

花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)

  
永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22502446.jpg
今日、1月23日は、同志社大学の創立者、新島襄の命日なんです。

今年は大河ドラマの影響もあり、このお墓を訪れる方が増えています。




永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22502969.jpg
若王子神社は、哲学の道にある神社。
この神社のところから、お墓に上がっていきます。
暖かい火に、しばし癒されてから、いざ山頂へ。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_2250321.jpg
入り口を示す碑。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22503483.jpg
石段は整備されていますが、野趣あふれる山道。
健脚なら15分~20分、ゆっくり登っても30分で山頂へ。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22504739.jpg
同志社墓地は山頂にあります。
今、このお墓が注目されるのは、もちろんこの方のお墓があるから。
大河ドラマ「八重の桜」主人公の新島八重(山本八重)です。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22505629.jpg
そのお兄さんである、山本覚馬。
同志社創立の結社人でもあり、「同志社」の名付け親とも言われています。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22505943.jpg
新島襄、山本覚馬とともに、同志社設立の祖となった、アメリカン・ボード宣教師、J.D.ディヴィスの墓もあります。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_2251278.jpg
他にも、D.W.ラーネッド(同志社大学が認可された後の初代学長)や・・・


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_2251578.jpg
重要文化財である、同志社礼拝堂、彰栄館(現存する最古の赤煉瓦建築)、有終館を設計したD.C.グリーンのお墓もあります。
このお墓、東京の青山霊園で無縁仏化し、撤去されかかっていたものを、2001年に同志社が引き取ってこの地へ移設したという経緯があります。


永眠の日(若王子山頂・同志社墓地)_f0155048_22511277.jpg
忘れてはならないのは、同志社墓地の入口にある、「松本五平」さんのお墓。
この方、同志社創立時の門番・用務員さんなのです。
学生も「五平、五平」と呼ぶ中、新島襄だけが「五平さん」と、さん付けで呼んでくれた、という談話を残した人で、新島襄を敬愛し、死んだら新島襄のそばで眠りたい、とおっしゃっていたとのこと。

その五平さん、同志社墓地でもちゃんと門番さんを勤め、新島襄のお墓と向かい合うようにして立っています。
もし、この墓地を訪れたら、ぜひこの物語を思い出してみてくださいね。
   にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 写真ブログ 風景写真へにほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ PVアクセスランキング にほんブログ村   
by kwc_photo | 2013-01-23 23:39 | 京都(Kyoto) | Trackback