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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

梵燈のあかりに親しむ会(妙心寺塔頭・東林院)

  
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妙心寺塔頭・東林院。
「梵燈のあかりに親しむ会」が明日まで開催されています。




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18時を過ぎると、もうすっかり暗くなるようになりましたね。


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夕刻、18:00から開門の「梵燈のあかりに親しむ会」に到着。


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最近はやりのLEDライト・・・ではなく、本当に蝋燭の灯で彩られたお寺やお庭を見ることができます。


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あ、一部ライトアップがありましたけどね(^-^)。


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明かりで形作られた「明月清風」。
チロチロと動く炎の明かりは、なんとも柔らかいんです。


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石仏さんもほんのり浮かび上がる明かり。


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立派な松は、震災の津波で残った「奇跡の松」を思い起こさせる風貌でした。


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お月様も新月。
闇を感じられる夜に、仄かな蝋燭の光でお寺を拝観できるのは貴重な経験。


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たくさんの明かりがともされていますが、やはり暗さが勝ちますね。


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闇があるからこそ、光が美しい。
そんな風にも思えました。


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さて、お抹茶をいただきにお部屋へ。
電灯も今日は電球でシックに。
鴨居にかかっているのも蝋燭の明かりです。


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お茶菓子の羊羹も、栗ようかんだとわかったのは口に入れてから(笑)。
それほど暗いんです。
iPhoneのライトでうっすらライトアップして撮影してみました(^-^)


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通常のライトアップと違って、電線が地面に這っていないのがいいですね。


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明月清風の意味がライトアップされていました。

私も闇夜のお陰で、天地自然を肌で感じられましたよ。
本当に虫の音が綺麗に聞こえるんです。視覚が奪われる分、聴覚が働くんでしょうね。


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お寺の廊下もろうそくと電球のみ。
電気のない時代の夜を少しだけ体験した気分です。
電球がついている分、これでも明るいのでしょうね。

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梵燈に親しむ。
なるほど、これは闇夜に親しみ、梵燈を愛でる、そして「夜」を味わう会だったのですね。

静かに静かに、夜が更けていく様子が楽しめます。
ここでは、おしゃべりはほどほどにして、虫の音、風の音に耳をすましてみましょう(^-^)。


情報をいただきました、youpvさん、prado9991さん、ありがとうございました。
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Tracked from 京都写真(Kyoto P.. at 2012-10-14 03:26
タイトル : 東林院(妙心寺塔頭)
夕刻を迎えて 空の色が変わり始める時間帯。 午後6時を迎え、山門が開かれます。 暗くなった空間の中、灯りが石畳を浮かび上がらせていました。 「梵燈のあかりに親しむ会」が行われました。 受付を済ませると広がるのが「沙羅の庭」。 静寂の空間の中で灯りが幻想的な空間が広がります。 少しずつ暗くなる中、明りに導かれるように奥の方へ。 奥に進む途中に眺める事が出来た風景。 綺麗に空の色と置かれた灯りの風景が綺麗でした。 そして境内の奥に広がる「蓬莱の庭」は幻想...... more
by kwc_photo | 2012-10-13 23:47 | 京都(Kyoto) | Trackback(1)