初夏の光眩しい修学院離宮。
中離宮もサツキに彩られていました。
(※6月6日撮影)
下離宮編はこちら。
さぁ、中離宮へ進みましょう。
ツツジも咲いていた形跡が。
今度はツツジの頃も狙ってみようかな。
でも、相対的にはサツキが多いように思いました。
至る所でサツキが彩りを添えてくれています。
ちょっと晴れすぎて、サツキの葉っぱに元気がなかったですが、青空の下、ピンクの花が良い感じ。
楽只軒が見えてきました。
サツキの庭を歩いて進みます。
客殿の横へ回っていきます。
おお、この灯籠はキリシタン灯籠でしたか。
根本にマリア様が彫られているのですよね。
花びらの長い、変わり種のサツキもありました。
ホント、このお庭はサツキが多いですね~。
さて、客殿と言えば、こちらが有名。
天下の三棚と言われる、霞棚です。
雲がたなびくような棚の作り、秀逸ですね。
こちらも有名。
鯉の絵が余りにもリアルで、夜な夜なこの戸から抜け出て池で泳ぐので、あとから金網を描いた、という物語を持っています。
ほら、あちらこちらに、やっぱり金網を破って池に飛び出ていっちゃった?形跡が。
遊び心がありますよね(^-^)。
さて、裏手に回って来ました。
こちらもサツキ。
漁民が網を掛けて干している姿をイメージしたという、網干の欄杆のデザインがいいですね。
この楽只軒、林丘寺二代普光院宮が25歳の時に疱瘡にかかった際に、治癒祈願の護摩木を何日も燃やしたために煤だらけだったそうです。
近年、煤を落とす修繕が行われ、壁の色まで再現されるに至ったそうです。
階段を彩るサツキ。
まだつぼみもたくさんありました。
さぁ、ぐるっと回った楽只軒、そろそろお暇します。
さぁ、青空のもと、目指すは上離宮!
というわけで、次回は上離宮をお届けしますね~(^-^)。