両足院のお楽しみ。お庭を歩いて、お茶を頂きます。
(※6月20日撮影)
前編はこちらからどうぞ~
なんとも不思議な花、半夏生。
花は真ん中から出ている房のような部分。
上から3枚目くらいまでの葉を白くして、虫たちの目をごまかして花に見せかけるのですね。
白さが爽やか~。
池の周りをぐるっと半夏生が取り囲んでいます。
お手入れの賜物。
本当に美しく半夏生が並んでいます。
クチナシの花も咲いています。いい香りがするのですよ~。
本堂の屋根が池に映り込みます。
前日の台風の雨で、池には大量の落ち葉が浮いていたそうですが、住職・副住職が開門前に掃除されたとのこと。頭が下がります。
お陰で、この美しい半夏生の映り込みも撮影することができました。
苔庭の踏み石。これに誘われて・・・
お茶室の方へ進みます。
お茶室側からの眺め。
これも見事。
だからここでは絶対お茶券購入なんですよね~(^-^)。
お接待していただいたのは織部流のお着物のご婦人方。
星月紋の入ったこのおまんじゅう・・・
この時期限定、両足院限定の「半夏生」というおまんじゅう。
うぐいす餡と白い生地。まさに半夏生を表していますね。
見事なお茶道具も説明していただきました。
棗も上等のものですね~。
内側には銀を使ってあるのだそうです。
こちらも可愛らしい。
お茶の心得は全くないのですが、感心しながら見せていただきました。
お茶道具のあるお部屋から見る半夏生のお庭も格別です。
さぁ、クチナシの花に見送られて帰りましょう。
帰り道も楽しませてくれる、両足院でした(^-^)。