重森三玲の庭シリーズ・上古の庭・即興の庭(松尾大社)
          
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神々の座す処。
上古の庭は、重森三玲の手を借りた神々が降り立った姿を表しています。

(※6月10日撮影)




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宝物館の横にあるこの空間。
丹波笹が覆う山肌に、巨石が並び立つ。



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丹波笹は、人々が踏み込むことができない世界を表現。




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三玲の談話では、この石は庭の石組みではなく神々の意思によって据えられたものであるとのこと。



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磐座・神座と呼ばれる、古の自然崇拝の姿。
そう、この松尾大社の裏の松尾山には、頂上付近に本当の磐座があるのです。
さすが、京都最古の神社、松尾大社です。


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あじさい園の入口ではヤマボウシが満開。



[
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アジサイも花をつけ始めていました。



#IMAGE|f0155048_22181988.jpg|201206/13/48/|mid|530|800#]そろそろシーズンですね。



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こちらは亀の井。
この神社は古くからお酒の神様として崇められ、京都の酒造家はこの井戸の水をお酒の元水として造水に混ぜているのです。



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さて、こちら。曲水の庭の後ろ、宝物館と葵殿の間に作られた「即興の庭」。
三尊石と、その後ろの竹垣を見ても、重森三玲テイストがあふれています。



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当初の設計にはなかったこの空間に、三玲が即興的に作り上げた庭園であるため、この名前がついています。



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様々な方向からの眺めが計算されています。


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二色の砂利の庭越しに三尊石を臨む。



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上から白川砂と錆砂利の庭の対比を楽しむ。



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即興の庭と名付けられたこの庭にも、緻密な計算が秘められていることに驚かされます。
by kwc_photo | 2012-06-16 23:27 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(6)
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Commented by foto_k at 2012-06-17 20:24
Katsuさん、こんばんは。

>神々が降り 立った姿...
なるほど、そんなふうに見えます。
石と緑の表現って奥深いのですねー。
僕はどっちか言うと、パッと見で感動すればそれで良し派^^;
何がどうしてそうなのかを知る必要あることが大切なのだと知りました。
Katsuさんの知識にただただ驚くばかり。
凄いですね(^^)

Commented by y213 at 2012-06-17 22:33 x
こんばんは。
重森三玲シリーズ楽しんで、拝見してます。
foto_kさんと同じく、意図を理解してみると、
随分違って見えるんだなぁと実感しました。
今度訪れた際は、そのあたりも楽しんでみます^^
Commented by kwc_photo at 2012-06-17 23:42
>Kさん
こんばんは~。
重森三玲のお庭にはまっていくうちに、いろいろお庭の云われやら
も頭に入って来ました。でも、今回のお庭周りで一番良かったのは、
このお庭の次に紹介する、重森三玲庭園美術館で、館長である
重森三明さんのお話を聞けたことでしたね~。
庭園美術館のアップも楽しみにしててくださいね。AQUOSの庭ですよ(^-^)
Commented by kwc_photo at 2012-06-17 23:49
>y213さん
こんばんは~!
重森三玲シリーズ、龍吟庵が紹介できなかったのが残念ですが、
期間限定公開なので、次は秋まで見られませんしね~。
でも、それ以外は京都にある重森三玲さんの代表的なお庭は
ご紹介できたかと思いますよ。
重森三玲さんの作るお庭の美しさの秘密は、元画家だったというところ
にも関係しているなぁと感じています。なるほど、お庭の見え方を
一服の絵として捉えているような感もありますよね。
Commented by kupoa_kupa_5i7i at 2012-06-18 20:01
こんばんは。
ちょっと 踏み入れる雰囲気ではないですね。
それだけに 不思議な感覚でみることが出来る場所ですね。

近くにあれば 訪れてみたい景色だなぁ^^
重森さんは画家でいらしたのですね。庭の実像の立体、
キャンパスに描かれた立体と どちらの視点も持ち合わせて
いる方なのでしょうね。
Commented by kwc_photo at 2012-06-18 23:23
>kupoa_kupa_5i7iさん
この笹のお庭は、なんとも「とんがった」お庭だと思います。
何にもおもねらず、何にも迎合せず。
まさに、神々の姿をお庭に表したという、芸術なのでしょうね。
人が見るために計算され、美しさを愛でるお庭と違い、その孤高さを
感じ、制作者の思いに重ねあわせる、ということを試されるような、
そんな気がしました。
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