重森三玲の庭シリーズ・九山八海の庭・臥雲の庭(東福寺塔頭・霊雲院)
          
f0155048_23252993.jpg
遺愛石のある庭。
重森三玲の修復によるお庭です。

(※6月10日撮影)




f0155048_23253289.jpg
サツキが迎えてくれる霊雲院。
もう少し早く訪問したかったところです。



f0155048_23253528.jpg
独特の手水鉢、そして奥に見えるのは遺愛石。



f0155048_23253845.jpg
苔庭には砂で波紋が描かれています。



f0155048_23254160.jpg
これもサツキですねぇ。
来年はサツキが咲く頃にこようっと。



f0155048_23262664.jpg
波紋の真ん中で、ひときわ存在感を示す遺愛石。



f0155048_23263692.jpg
その奥には青石を使った、重森テイストが見えますね。



f0155048_23264046.jpg
赤土に渦巻き。
これは波紋ではありません。雲なんです。



f0155048_23264219.jpg
お日さまに染まる朱の雲。
白砂は峨山渓谷から流れ出る川を表しています。
山河と、そこを漂う雲。そして陽の光。雄大な世界観です。


f0155048_2332299.jpg
花が少ないお庭でしたが、松の根元にオキザリスの花を見つけましたよ。



f0155048_23305190.jpg
臥雲の庭。
重森三玲らしい味わいがここにありますね。



f0155048_23274643.jpg
茶室、観月亭の前のお庭も小さいながら楽しめます。



f0155048_23274958.jpg
雨の後なので、苔がイキイキしていますね。
踏石をわたって向こうへ行きたい気分になります。



f0155048_2328298.jpg
観光客が一瞬いなくなりました。
ラッキー!と広角で撮影開始。



f0155048_23284655.jpg
臥雲のお庭方向。



f0155048_2329191.jpg
さらに広く・・・。



f0155048_23292748.jpg
そして、九山八海のお庭も。
贅沢な独り占めの5分間でした(^-^)。



f0155048_23313225.jpg
肥後熊本藩、細川家から贈られたという遺愛石は、元々細川家の庭にあったものと言われています。



f0155048_2332179.jpg
須弥台と石船も共に贈られたもの。
これを寺宝として霊雲院のお庭の中央に据えたのが始まりです。



f0155048_23322988.jpg
遺愛石の向こうには8つの石。
須弥山世界(この世は8つの海と9つの山からできていて、その中心が須弥山であるという仏説)を表しています。




f0155048_23324745.jpg
荒廃していた霊雲院のお庭をここまで修復した重森三玲に感謝。

遺愛石のある味わい深いお庭。霊雲院でした。
by kwc_photo | 2012-06-15 23:25 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(8)
トラックバックURL : http://kwcphoto.exblog.jp/tb/17645555
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by rollingwest at 2012-06-16 09:16
実にいいお寺ですね~!苔の庭なので雨の日でもいい雰囲気になりますね。実は今日は大学時代の友人達と紫陽花の鎌倉歩きを楽しもうと計画していたのですが、朝から雨で相当な降りになりそうで肌寒いので延期にしました。
Commented by prado9991 at 2012-06-16 17:40
こんばんは
ここは訪れたことが無いので興味津々です。
雲龍院と言うだけあって砂の模様が雲の様ですね。
斬新なデザインにお寺とは思えないようです。
Commented by kirafune at 2012-06-16 18:54
赤土に渦巻きは波紋ではなく、雲なのですね。
雲というと、唐紙の唐長さんの大雲の模様が思い出されました。
斬新なお庭を縦横無尽に撮り放題のkatsuさん。
胸のすくお写真の数々ですね。
Commented by enable-secret-36 at 2012-06-16 23:05
こんばんは。
霊雲院は知りませんでした。とても素晴らしいお庭ですね!
それにしても遺愛石は存在感があって、いつまで見ていても
飽きを感じさせないですね。
逆にずっと見ていたいです(^^)
重森三玲の庭シリーズ、とても良かったです!
Commented by kwc_photo at 2012-06-16 23:26
>rollingwestさん
ここ、ちょっと奥まっていて、東福寺界隈でも目立たない
のですが、実は隠れた名庭でした。
重森三玲の庭を訪ね歩こうと決めて、調べてたどり着いた
のですが、今回ホントこれらのお庭をじっくりと味わえて
良かったですよ。

今日は雨でしたね~。
私も次女の参観日というか、ミニ運動会があったので、
撮影はお休みしましたよ(^-^)。
Commented by kwc_photo at 2012-06-16 23:26
>prado9991さん
あ、雲龍院じゃなくて、霊雲院、なんですよ~。
でも、やはり雲のイメージがあったからこそ、三玲は
臥雲の庭を作ったのでしょうね。
この味わいとハッとさせるアイディアは、重森三玲
ならでは。いいお庭でした~。
Commented by kwc_photo at 2012-06-16 23:26
>kirafuneさん
赤土と赤い三和土。斬新な三玲の庭づくりがこちらに
現れていますね。遺愛石のある方は、九山八海の庭として
知られたお庭を復元したものですが、臥雲の庭の方は
自分を出して作ったお庭なのでしょうね。
行った日が良かったのかもしれませんが、修学旅行生で
混み合っていた瞬間が終わると、一気に人が引きました。
ラッキー!でしたよ。
Commented by kwc_photo at 2012-06-16 23:26
>enable-secret-36さん
霊雲院、遺愛石のあるお庭として知られていますが、
私も実は初めてでした。
いつも通路は通っていたのですが、こんなお庭とは・・・
今回、このシリーズをやってみてよかったです。

で、実はまだシリーズ、続きます(^-^)。
もうしばらくお付き合いくださいね~。
名前
URL
削除用パスワード
    
<< 重森三玲の庭シリーズ・上古の庭... 重森三玲の庭シリーズ・蓬莱の庭... >>