重森三玲の庭シリーズ・光明院・波心庭(東福寺塔頭・光明院)
2012年 06月 13日
今回、重森三玲シリーズをアップするにあたり、一番気合をいれて撮影した場所です。
(※6月9日撮影)
雨で濡れた石が黒くつややかに光ります。
今日は雨のお陰で、苔がイキイキ。もう一度来た甲斐がありました。
網代窓から見える景色。美しいです。
この斜めに走る曲線は、山の稜線を表しています。
襖の上に曲線の穴が開いています。
これも遠くに臨む山並みを表しています。
このお部屋に座るだけで、広がりを感じられる、そんな工夫です。
ガラスは手磨きの波打ったものが使われています。これがまた味になるのですよね。
光明院の代表的な景色のひとつです。
このアングルも素敵なのです。
広がりのあるここからの景色も好きです。
やっぱりこのお庭は青々とした苔が似合います。
秋も楽しみです(^-^)。
あ、ここがサツキだったのか、と、この季節にくると気づきます(笑)。
「波心庭」と名付けられているこのお庭。この波紋はポイントです。
波間に浮かぶ様子が見えます。
サツキの季節も綺麗ですね。
私が一番落ち着くお部屋なんです。
綺麗だ・・・。
コケに落ちた花びらも美しい。
「虹の苔寺」の名前の由来を納得するシーン。
サツキの彩り、新緑の爽やかさとの調和が素晴らしいお庭。
重森三玲庭園の中で、私の一番のお気に入りの光明院・サツキ風景。
余すところなく光明院の魅力をお伝えできたでしょうか(^-^)。
波心庭を前に、物思いにふける女がひとり。 東福寺塔頭の光明院は、「虹の苔寺」ともいわれている。 先客がいた。 白砂と苔の間に石を並べた枯山水の庭は、昭和の庭名人・重森三玲の作。 ゆっくりと ゆっくりと 癒されてゆく。 そんな庭が、ここにあった。 (撮影5月19日) 光明院 京都市東山区本町15丁目809 東福寺山内 電話:075-561-7317 拝観:8:00~日没 料金:志納 交通:JR/京阪電車 東福寺下車後 徒歩約10分 ... more