わらべ地蔵さんもシャクナゲをバックにうれしそう(^-^)。
三千院・後編をお届けします。
前編はこちら。
(※4月29日撮影)
ポカポカ木漏れ日に、柔らかい表情のわらべ地蔵さんに見送られて・・・
弁天堂のほうへ歩くと、山吹が咲いていました。
山吹とツツジの花びらが手水鉢に・・・こういうの好きだなぁ。
こちらにもシャクナゲが。
と思ったら、今度は山吹の壁が・・・めまぐるしくたくさんの花が出てきます。
観音堂の五色幕にしだれかかるのは、少し葉っぱが出始めたしだれ桜。
そして・・・
この可愛らしい花は華鬘草。タイツリソウとも言われていますね。
ハートマークのような造形が見事。
白いのもあるのですね。
おお、まさにタイが大漁!
昨年、当麻寺で見たこの花に、三千院でまた会えるとは・・・うれしいなぁ。
こちらは白いシャクナゲ。
純白!という感じでした。
観音堂前にはいっぱい花をつけたドウダンが。
こりゃぁ可愛らしいなぁ。
わぁっ!と声を上げそうになったのは、満開の普賢象。
サトザクラの一種です。青空に満開の花が!
普賢象とシャクナゲの競演。
深緑がバックで盛り上げ役、と言ったところでしょうか。
ところで、この花、どうして普賢象、というか知っていますか?
それは、中心に二本ある雌しべ(葉っぱのように見えます)が、まるで普賢菩薩が象に乗っているように見えることから命名されているのです。
ゾウに見えるように撮ってみましたが、納得!しませんか?(^-^)。
金色不動尊の屋根の上にも、葉桜になりかかっているものの、まだ桜が咲いていました。
辛夷もまさに「咲き乱れて」います(笑)。
戻ってきて、先ほどの手水鉢への日当たりが柔らかくなっていたので撮影。
う~ん、いい味。
最後は朱雀門横のシャクナゲに見送られて、三千院を後にしました。