愛宕古道街道灯し2011
ほのかに灯る手作りの灯龍。
暖かなあかり、それもそのはず。小さな灯龍は、ちゃんと蝋燭の灯りなのです。
「愛宕古道街道灯し」は「あたご ふるみち かいどう とぼし」と読みます。
京都では、蝋燭の灯りを「ともす」ことを「とぼす」といいます。
愛宕古道に「とぼされた」灯りは、素朴ながらも美しく夜道を彩ってくれました。
嵯峨芸大も協力しているとか。
芸術的な作品もありましたが、芸大生作?それとも一般の方?
美しい切り絵で、見事な明かりでした。
球形のモニュメントも味わいがあります。
彼岸花の模様も風情があります。
空に浮かぶ大小の鞠。
幻想的です。
派手なライトアップではなく、素朴な催しとして、もう15年目の開催になります。
地元の催し、地蔵盆や千灯供養に合わせた彩りとして、受け継がれて来ました。
愛、平和、一期一会、希望・・・思い思いの言葉が並びます。
一の鳥居の周りも明かりで彩られていました。
ブタさん蚊取り線香とのれんがマッチしていました。
焚き火のある風情もいいものです。
夜の鳥居本なんて、なかなか歩きませんからね~。