山鉾巡行・その3(太子山~綾傘鉾)
          
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まだまだ続く山鉾巡行。
段々お日様も高くなってきました。暑さもピーク!




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さて、続きは太子山から。文字通り、聖徳太子をお祀りしています。
他の山は全部松ですが、この山だけ「杉」なんです。
聖徳太子が四天王寺を建立する際に、自ら山に分け入って良材である杉の巨木を見つけたという伝説に由来するそうです。
聖徳太子、たしかに斧を持ってますよね。

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占出山と木賊山が並んでやってきました。



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占出山は、神功皇后が鮎を釣って戦勝を占っている姿を表しているのだとか。
手に持っているのは釣竿なんですね。
前懸と胴懸は日本三景。これは天橋立ですね。



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お次は木賊山。
子供をさらわれた翁が、寂しそうに木賊を刈る姿だそうです。
鎌を持っている姿はちょっと怖かったなぁ(^_^;)
いっぱい立っている針金みたいなのは、木賊を表しているのですね。



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見送りは「牡丹双鳳文金絲繍」綴錦。



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さて、お次の辻回しは鶏鉾。



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赤い笠と背中の「鶏」の文字が印象的な衣装です。



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鉾の上に乗る稚児人形。何とこの子だけ名前がありません。
名前が伝えられてこなかったのだそうです。
蛙股の向こうには鶏の彫刻も見えます。


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胴懸は朱印船を描いています。
青空に青い法被がマッチしていますね。




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見送りは何と霰天神山の前懸と一枚の絵をなしていたと思われる、「トロイア王子へクトールと妃アンドロマケー・息子アスチュアナクスとの別れ」。
この一枚のタペストリーは、霰天神山、鶏鉾のほか、長浜曳山祭の「鳳凰山」の見送りにも別れて使われているというのですから、ミステリアスです。


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次にやってきたのは伯牙山。
琴の名人であった伯牙が、友人の訃報を聞いて、悲しみのため、琴の弦を斧で断ち切ったという故事を元に作られています。なるほど、手には斧を持っているわけです。



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お囃しが聞こえてきました。棒振囃子の太鼓演奏です。



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赤熊の棒振踊りもかっこいい。



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そして綾傘鉾がやってきました。


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「飛天の図」
ふくよかな美人の天女が描かれています。
by kwc_photo | 2011-07-22 00:58 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(8)
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Commented by youpv at 2011-07-22 05:34
おはようございます~。
巡行の続き、ありがとうございます。
説明が勉強になります。

綾傘鉾の赤熊の動きがいつも気になっています(^^)
Commented by deepseasons at 2011-07-22 21:07
こんばんは~。
山鉾巡行は多少暑くても、やはり晴れの日が映えます。
懸装品にビニールもかからず、色鮮やかです。 
巡行も、まだまだ1/4、しばらく楽しめそうです^^!
Commented by prado9991 at 2011-07-22 23:07
こんばんは
TVの録画で観ましたが、棒振囃子の舞は一度見てみたいです。
綾傘鉾の天女には惹かれますね~。
Commented by 阿修羅王 at 2011-07-23 16:05 x
見るからに暑そうですね。度々レポートをありがとうございます。
楽をして見物して、お勉強まで・・・
これほど快晴になった巡行も滅多になく、
素晴らしい画になっています。
Commented by kwc_photo at 2011-07-23 18:04
>youpvさん
赤熊さん、淡々と棒振踊りをしてくれますが、なかなか上手ですよね。
あれもちゃんと規則性があるのでしょうね(笑)
これでやっと32のうち、半分がおわりました(^_^;)
まだまだ続いちゃいますよー。
Commented by kwc_photo at 2011-07-23 18:05
>deepseasonsさん
晴れた日の巡行だとビニールがないのでたしかにいいですね。
鮮やかな懸装品の様子がよくわかりますものね。
巡行、これでやっと半分ですよ。あと3回はやらねば終わらないかな(笑)
Commented by kwc_photo at 2011-07-23 18:07
>prado9991さん
棒振踊りは綾傘鉾には必須な踊りだそうです。
傘鉾は神様が宿るご神体そのもの、そして、棒振踊りや囃子に囃されて
動きまわる、というのが傘鉾のいわれだそうです。
天女さま、ふくよかですよね(^-^)
Commented by kwc_photo at 2011-07-23 18:08
>阿修羅王さん
これ、日陰じゃなかったら溶けてしまうくらい暑かったでしょうね。
東側に陣取って正解でした。
ピカピカのお天気でしたから、鉾の懸装品の色も鮮やかに出てますね。
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