新年のあいさつ回り(上七軒・中里の皆さん)
2018年 01月 15日
上七軒のその他のお茶屋さんのあいさつ回りがありました。
今日はお茶屋「中里」の皆さんのあいさつ回りの様子をお届けします。
尚絹さんと尚あいさんです。
すっかりお姉さんになられました。
おふくの髪型になっている舞妓さんは、黒紋付の時は奴島田を結われます。
まだ割れしのぶの髪型の年少舞妓さん。
とはいえ、昨年11月で丸2年経ちましたので、
今年のうちにはおふくの髪型になられるでしょうね。
お姉さん方がさっそうと出てこられます。
中里のお姉さん方、さすが、貫禄があります。
絵になります。
お二人の舞妓さんの装いを比べてみましょう。
尚絹さんは先述のとおり「おふく」ですので、半襟も刺繍が増えて白くなっています。
黒紋付は、肩あたりの模様もとれて、少しシンプルに。
金の帯の上に見える赤い部分は帯揚げと言いますが、これがギュッと帯に入りつつあります。
半襟は白い刺繍が施されているものの、赤い地の部分が見えるもの。
着物は全体に柄が入った派手なデザイン。鶴がたくさん飛んでいておめでたいですね。
帯揚げの赤い部分が大きく見えています。
美しい地方さんです。
更に後ろは尚可寿さん。
京都独特の風習です。根ごと引き抜いた松の枝、中ほどに和紙を巻いて水引がかかったものです。
「本年もよろしゅうおたのもうします~」
裾の松の模様がシブい!
後ろは尚ひろさんです。
お相手に気づいた順番にお辞儀のアングルが違うのがちょっと楽しい(^^)
尚ひろさんからお声をかけられました。
一枚記念の写真を撮ってもらってよろしおすか~。
もちろんですとも(^^)
というわけで、撮影させてもらったのがトップの写真です。
中里のみなさま、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。