9月9日は重陽の節句。
この日、上賀茂神社では無病息災を願う神事「烏相撲」が行われます。
葵祭に行けなかった私でしたが、この行事で斎王代の姿を見ることができました。
細殿前庭の立砂前に設えられた土俵。
これから神事が始まります。
神事に先立ち、斎王代が入場。
女官たちとともに、細殿へ上がられました。
十二単だと着座するのも大変ですね。
神官によるお祓いが行われました。
童女二人と並んで。
柔和な表情がとても素敵です。
細殿に皆さん着座されました。
続いて、本日の取組が紹介されます。
禰宜方、祝方に分かれての取組、まずは禰宜方から。
神職が禰宜方のメンバーを読み上げた後・・・
このように、文杖に挟んで斎王代に渡されます。
禰宜方の面子の名前を確認する斎王代。
静かに、神妙に改めておられました。
続いて祝方。
こちらも神妙に。
そして、刀禰(とね)による儀式が行われます。
正座してカーカーカー、コーコーコー、と鳴き合い、ぴょんぴょんと横飛びする刀禰。
烏を真似た所作に、子どもたちは大ウケでした(^^)
立砂に弓、矢、太刀が捧げられました。
左右、二人の刀禰により、滞りなく儀式がすみました。
続いて、禰宜方、祝方に分かれ、相撲をとる氏子児童たちが立砂と土俵のまわりを三周。
戦勝を祈願します。
その様子を見守る斎王代。
とても瞳の美しい斎王代でした。
今年の斎王代は富田紗代さん。同志社大学の2年生だそうです。
取組がはじまりました。
熱戦が繰り広げられましたが、その様子のWEB公開はNGとアナウンスがありました。
というわけで、相撲を楽しむ斎王代の表情をお送りします。
熱戦!に思わず表情もほころぶ皆さんでした。