金戒光明寺塔頭、栄摂院さんは、秋の紅葉も美しいのですが、サツキの刈り込みが美しい参道も素晴らしいんです。
(※6月2日撮影)
栄摂院の門前へたどり着くと、もう見えてくる満開のサツキ。
おお、額縁の中はサツキの参道です。
いやぁ、いいタイミングに来ることができました。
ほどよい花曇りのなか、サツキもいい感じに咲いています。
「黒谷 えいしょう院」の文字のある石灯籠。
そう、読み方、難しいんですよね(^^)
前日の雨で新緑も青々。
今から考えれば、梅雨と言いながらも雨が降ったのは、ほんの数日。
貴重な雨だったんですね。
その恵みの雨のお陰で苔は息を吹き返し、雨で散った花もみずみずしいまま。
そういう意味でも、いいタイミングでしたね。
花も晴れが続くとシオシオになってきますから。
少し散りつつも、鮮やかな彩りを添えてくれています。
刈り込みもきれいにされているので、フォルムがとても美しい。
これぞ京都のお寺さんのサツキの丸さ!という感じがします。
少し引いて、庫裏を全景いれてみました。
庫裏前の刈り込みもきれいな丸なんですよね。
こんな感じ。
花の付き方も良くて、お手入れが良いんだなぁとしみじみ。
アングルを変えても美しい円形を保つ見事な刈り込みです。
非公開寺院なので、参道前を行きつ戻りつ撮影していましたが・・・
お庭を覗くことは可能です。
苔が青さを取り戻したお庭。奥にサツキがちょこんと咲いていました。
さぁ、引き返して帰りましょうか。
二色のサツキの植え込みに見送られ、栄摂院を後にしました。