祇園祭が重なりましたのでアップが遅れてしまいましたが、廬山寺の桔梗咲く風景をお届けします。
(※7月7日撮影)
白砂に苔庭。
このお庭には、たくさんの桔梗が咲きます。
のびのびと咲く桔梗たち。
暑さに負けず、元気でした。
苔も天の恵みを受けて、青さを取り戻していました。
お星様のようなお花。
このお庭は、紫式部の邸宅の跡にあると言われています。
名作:源氏物語の「朝顔」にかけて、桔梗を植えるようになったのだとか。
平安時代の朝顔、といえば桔梗のことだったのですね。
苔庭に咲く桔梗の花。
その花の色も、まさに「紫」ですね。
このお庭の白砂は、他の枯山水庭園とは違って、水ではなく空を表しています。
なるほど、ということは、この苔の部分は雲なわけですね。
雲間にキラキラお星様。
そう考えると、この季節(ちょうど七夕ですね)の廬山寺のお庭は、とてもロマンチックです。
白砂と相まって、涼しさを届けてくれる廬山寺の桔梗。
お庭を見ている間も、涼やかな風が吹き抜けていきました。