道後温泉本館
2011年 01月 14日
「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルの一つにもなったという重要文化財。
そう言われてみると、本当に千と千尋の世界が広がっていました。
白鷺は道後温泉の象徴なのです。
明六つ、6回の太鼓の音と共に、道後温泉がオープンします。
券売でチケットを買って、改札口で指示をうけます。
電灯にも道後温泉のシンボルマーク。
そして、3階を頼んだ人にだけ、白鷺柄の浴衣が貸してもらえます。この浴衣で係の人は、どのコースのお客さんかを判別するのですね。
ここで浴衣に着替えて、お風呂に案内してもらいます。
お風呂場はもちろん撮影禁止。
小さな湯船でしたが、明治32年の石造りの湯船と湯口。
換気も昔のままなので、モウモウと立ち上る湯気で幻想的なお風呂でした。
なんと6時台は、霊の湯を独り占めできました。並んでた人は神の湯(安いほう)に行ったのですね。
湯気が天井からポタリと背中に~♪の唄が似合います。ホントにポタポタ落ちてきました(^-^)
無味無臭、サラリとしたお湯で、なかなか湯冷めしない、いい温泉です。
硫黄臭に期待する人は、ちょっとガッカリするかも。
階段を上がって部屋に向かおうとすると、お姉さま方が「おあがりぃ~!」と声を掛けてくれます。
「お殿様のおなぁ~りぃ~」みたいで、ちょっと気恥ずかしいですな(笑)。
お茶と坊っちゃん団子で接待をうけます。天目茶碗なんて、初めて使いました(^-^)。
頼んだら、急須でもってきてくれました。
ついでに名物「不知火ジュース」も頼みました。350円ナリ。
程よい酸味と甘さをもったジュースで美味しかった~。
霊の湯の屋根がお部屋の外に見えました。
千と千尋・・でも、こんな細い廊下、出てきたような。
又新殿(ゆうしんでん)は皇族だけの出入口があります。
昭和25年以来、皇族の方の入浴はなく、湯船も干上がっていましたが、豪華絢爛なお風呂と前室、御手洗いを見学させてもらいました。
道後温泉のシンボルマークですね。
街灯もちょっと洒落てますね。
1500円、高いと見るか、値打ちがあると見るかは本人次第、ですな(笑)。